これは何

EDT(米国東部標準-夏時間)の7/6から7/10までに開催されたC2C CTF Finals (in Boston)の報告になります。実際にアメリカのマサチューセッツ州ボストンに人生で初めて渡航し、Finalsに参加してきました。
(写真において、私+私と親しい人間の顔は潰しています)

渡航日

私が住む群馬県前橋市から東京を経由して成田国際空港へと移動し、次に成田からカナダのケベック州にあるモントリオール国際空港を経由して、アメリカのローガン国際空港へと到着した。この過程を書いていく。なお、私は私の他に2人(後輩+先輩)とともにC2C CTFに出場した。

まずは電車に4時間ほど乗って成田空港へと到着した。下の写真はチェックインカウンターの写真であり、ここでチェックインと荷物の預け入れを行った。

次にセキュリティチェックを通過し、最後に出国審査(秒で通過)を受けて登場ゲートへと進んだ。

ゲートからの外の景色。

ゲート到着から1、2時間ほどしていよいよ搭乗が開始されたため乗り込む。

いよいよ飛行が開始された。機体の推進力と離陸したことをもろに感じた。その後は
食事 -> かなりの暇 -> 食事 -> モントリオール国際空港へと到着である。

謎の機内食。

最初の食事の後は本当に暇だった。機内に備え付けのWifiがあったが、30カナダドル程度をクレジットカードで支払わなければ人権が得られなかった。が、私のクレカはナンバーレスであり、そのナンバーはネットワークにつながっていないといけないアプリからしか見れなかった。詰みである。

はい、カナダ上空。

はい、モントリオール国際空港へ到着。

飛行機を降りてConnectionsへと向かう。

ここで、カナダではなくUSのPreclearanceが存在しており、ここで「What is your purpose of your visit?」を聞かれて感動。

そのままセキュリティと入国審査をクリアしたら次の飛行機へと搭乗する。

途中の景色が本当に綺麗だった。

ボストンへ到着した。適当に空港を歩いて荷物を受け取り、近くに併設されているタクシー乗り場へと向かう。ここで、空港からホテルまでのタクシーに乗った。

初めてこの目でアメリカを見たが、想像通りの小汚さと臭さだった。何と言っても小汚い。この後の日程全てを通してもやはり小汚く臭かったことを覚えている。

タクシー車内。

ホテルへ到着した。私がホテルの写真を取り忘れていたため、室内からの写真を貼っておく。

7/7 (2日目)

良い景色から一日が始まる。

ここから飯を食いに行った。
East Village - 17th Floor に行けば良いとのことなので向かった。
道中の写真は以下。

都会的な感じ

建設途中

小汚い路地

このような場所を通って会場に到着した。というか暑い。日本みたいに湿気がないと思いきやこの日は一日中あった。

ここで朝食も摂った。

次によく分からないオープニングセレモニーを聞く。全てが英語過ぎて本当に何も分からなかった。
(実際には聞こえなくも無いが理解できないみたいな感じだった。)

なお、ここは17階なのでここからの眺めは素晴らしいものだった。

私達以外にも日本人が参加しており、一緒に写真を撮った。左3人が群馬大学からであり、右1人が九州大学、残りは慶応からの参加となっていた。セキュリティの界隈は狭い。

この後はチーム分けが行われた後、チームの顔合わせがあったが、またしても英語が聞き取れない問題が浮上。実際のところは聞こえるし返せるが、おぼつかないということが多かった。
これで午前中のスケジュールが終了したため、 次は The Eatery at Stetson East - Stetson Hall に移動して昼食を摂った。

移動中に見たCTFのホストであるNortheastern University。


店内の様子

昼食後はEXP Buildingに移動して、スポンサーであるpalo altoの爆笑宣伝を聞かされ、謎の簡単なコンペティションが開催されたが本当に意味が分からなかった。
なんかpalo altoの商品の宣伝を聞かされた上で、謎にチームごとにアイデアを出して発表するとかいう地獄の時間がそこにはあった。

そのときの様子。画面右の男は Nathan で、予選を1位で通過したらしい。(インドネシア出身)

ちなみに、私はラップトップにベタベタステッカーを貼ることを好まない。

なんとかこのイベントを終えたら、この日は大体終わった。
普通に英語話せないことが鬱過ぎて、これ留学とかだったらガチでキツイだろなみたいなことを考えていたら、一緒に群馬大学から参加した留学経験のある先輩が、「俺って凄くない?」みたいなことを言い始めて実際その通りだなと思い始める。(ここだけ聞くと自慢げで嫌味な人に見えるかもしれないが、実際そんなことは全く無く、私達の渡航を手助けしていただいているため感謝に堪えない。)
先輩曰く最初の6ヶ月位は全く英語が出来なくて精神的に来ていたらしい。私なんてこの5日程度で結構参ってたので想像を絶する。

先輩からはこの辺で、

  • 英語の重要性
  • 街を歩くとアメリカ人のガタイが良いため影響されて筋トレしたくなる
  • 海外での就職(の方が最終的には良いとか何とか)
  • 研究職の話と学歴

みたいな話を聞かされ、実際かなり考えるべきだなと思って2日目が終わった。
なおチームは参加者が想定よりも少なくなったため、再度構成された。よって私はTeam1からTeam2へと移動になり、人もシャッフルされた。最初の顔合わせが意味無いじゃないか。

3日目

今日がCTF当日(9am-9pm)。朝に The Eatery at Stetson East - Stetson Breakfast に向かって食事を摂る。この日は新しいチームのメンバーと顔を合わせるために、朝食時に集合することになった。

その前に、洗剤を切らしていたため、近くの薬局へと移動して洗剤を購入。

そして集合場所はここ。

この後はただのCTFだった。私以外が優秀過ぎて、さらにはBinexpの全6問のうち3問しか解けていなかったことでとてつもないお荷物となっていた。
競技時間は12時間と割合短いのだが、私にとってはとても長かった。なぜなら、私は普段

  • 小休憩を挟みがち
  • 時間をかけても解けないならすっぱりやめる
  • 解ける問題が無くなったらCTFごとやめる

みたいな逃げをよくやっていたのだが、私が所属するチームは12時間ぶっ通しで集中し続けていたため、本当にキツかった。なおCTFのwriteupはここに書くか、別のページに切り出すか考えている。

昼食は摂っていなかったため、夜に Five Guys でバカ油まみれなハンバーガーを食べる。ポテトは一番小さいサイズで注文したのだが、ここは日本ではなかった。

夜景。

チームメンバーの集合写真。

4日目

この日は本当にただの旅行だった。まずは最初にAlumni Center - 6th Floorでpalo altoの偉い人の、サイバーセキュリティにおけるキャリアパスみたいな話がされるが、当然理解できていない。

話が終わると謎のグッズを渡されるが、本当に要らない。ボールとかあったし犬だと思われている説が微レ存。ありがたいお話が終わった後はBoston Duck Toursとかいうツアーに参加した。謎の水陸両用車が登場し、これに乗ってボストンの陸と水上を案内される。

ツアーの終着点がこの日の昼食を提供してくれるレストランとなっていたが、地味に高級感が溢れていて尻込みした。

昼食。

この後は一応の予定があったが任意だったために適当に散歩した。というかMITを見てきた。なお、道中に無印良品があって日本を感じてしまった。迫真の「MUJI」である。

謎の教会を添えて。

謎の教会やMUJI、デカイ橋を超えるとMITが待ち構えている。

これだけ見るとデカくて趣のある建物だが、奥へ進むとガラス張りの研究室のような部屋がいくつも並ぶようになり、その中には大量の機材が置かれていてテンションが上がった。正直、MITに限らずデカくてサービスや様々な施設が充実している大学に進学すればよかったと思う。

少なくともMITやNortheastern Universityは

  • 大学が馬鹿広い
  • 施設が充実している
  • 学生に対するサービスも充実している
  • 研究室等もかなり金がかかっている
  • とても先進的でモダンな設計

というあまりにも羨ましい環境だった。なお、そのような環境に進めるだけの学力は無い。

この後は夕食を摂ってホテルへと帰った。食事場でNathanと遭遇し写真を撮る。

5日目

5日目に結果発表と表彰が行われた。そして我々のチームはは2位だった。個人的には1位を取れていてもおかしくない点数だったため、正直1位だろうと高を括っていたのだが、2位だった。チームの中で私の点数だけがかなり低いので、お荷物すぎると言うかどう考えても私がボトルネックなのが露呈してまずい。一応言い訳はある。私が担当したBinary Exploitationにおいて1問だけ、全体でも1人しか正解出来なかった問題があった。これを回答できなくても耐えである。(私はさらに+1問回答出来なかったが...)まあ良い。どうせ今回の渡航においてCTFなど飾りであり、渡航のための言い訳である。

なお、2位のチームにはにはメンバー1人ごとに$750(白い封筒)と、トロフィーが送られた。

1位が取れず悔しいが、所詮CTFなど飾りである。私は人生初の

  • アメリカ(ボストン)での生活
  • 日本人以外との交流

これらを達成したのである。

表彰式の後、私は部屋に荷物を置いたまま部屋のカードキーを返すという愚行を行った。主催側にお願いして宿側のスタッフに連絡を取ってくれたらしいが、実際に宿へ向かって訳を話すと「カードが無いから入れない」と無慈悲に宣告される。普通に仕事をしてほしい。お前はこれに関するメールを受け取ったはずだ。アメリカのこういういい加減な態度だけは好きになれない。自己責任論が蔓延っている。

結局、カードを持っていたルームメイト(後輩)に荷物を取ってきてもらう。面倒くせぇな。一生恨むぞ。気を取り直して今日宿泊する宿へと向かう。

The Revolution Hotel これがこの日宿泊したホテルである。

外の写真のとり方が悪かったが、内装の写真からかなり洒落ているホテルだと分かると思う。

ホテルで部屋に荷物を置いたら、昼食のためにメキシコ料理屋へと向かった。

私は良く分からないタコスを2つ注文したが、サイズの小ささに驚いた。アメリカなら大体全部デカイだろみたいな気持ちで注文したら、バカみたいに小さかった。

私の席は入口が目の前というトンデモ設計で、店内に鳥が侵入してきていて駄目だった。

食事が終わった後はBoston Tea Party Museumに向かった。向かうためには鉄道及びBack Bay駅を利用したが、汚くてまた駄目だった。

グリーン車みたいな通常の車列。

列車でSouth Stationまで向かい、後は徒歩でMuseumまで向かった。

向かう途中でカフェに入り緑茶を注文した。なぜかレモンが入っており横転。洒落ているとでも思ったのだろうか。

Boston tea Party Museumにやってきた。ここでは教科書で一度は聞いたことがあるであろうあのボストン茶会事件を扱った博物館である。その時代に即した演技をする人が案内をしていたのだが、英語が地味に古い+早口であえなく撃沈。何も聞こえなかったため、正直楽しくなかった。最後に土産として謎の紅茶のパックと羽ペンとかいう絶対要らない物を買ってしまった。

次はチャイナタウンへと向かった。今回の渡航では、一生「Divisionで見たことある」としか言っておらず、実際ここもDivisionに出てきたようなチャイナタウンだった。(The Division 2のDLCで行けるNewyorkの右上にこのようなチャイナタウンがある)

そして、我々は見つけてしまったのである。そう「寿司」を。ここはアメリカなので、勿論出てくるのは勿論寿司の味がしない、何なら寿司とも言えないロールである。私達はこれを買ってしまった。なお店主は中国人だった。お察しである。

我々はここでダイナマイトロールを注文した。本当に意味わからないし爆笑である。なお、不味くは無かった。

チャイナタウンを散策した後は一度ホテルへ戻り、再度外出して夕食を取った。店名を忘れたが、BBQの店であったはずで、はじめてブリスケットを食べた。

食事が終われば後はホテルに再度戻って適当にジムへ行って寝た。が、この日の終わりにかなり酷いことを言われたことを覚えている。それではどうぞ。

Q: (先輩)Figaro君って結構いじられキャラ?
A: 私は音の鳴るおもちゃではありません。

とはいえいじられキャラになりつつあることは認めざるを得ない。

Q: (後輩)アルゴリズムを落として留年して内定先を落として院進してアメリカへ留学してほしい。
A: もう味しないですよそのネタ。

簡単に説明すると、私は大学のアルゴリズムの講義を落としそうなのだが、内定先が決まっているため、講義を落とすと内定先も落とすことになる。しかし私の周りのバカどもは講義を落として内定先を蹴って院進(なんなら留学)してほしいらしい。私はいつもアルゴリズムの講義が落ちないかを心配しているため、アルゴリズムが落ちそうとか言うと、必ずアルゴリズムを落として留年して...という返しが返ってくるのである。

私は真面目に悩んでいる

それはさておき、この日はこれで終了した。

6日目

ホテルでおはよう世界して、Uberでタクシー拾って空港まで向かった。空港ではボストンへ来た時のようにチェックインしたり飛行機に乗ったりしたが、初日と大体同じなので省略する。

終わりに

疲れた!!!。私はこれを帰りの飛行機で書いている。英語が話せないとか、相手にされない(話せなから相手にされなかった)ことがかなりキツかったが、飛行機もまたキツイ。正直アメリカには向こうしばらくは行きたくない。回復期間が欲しいのだが、とはいえまたCTF等の用事で渡航してみたいとも思う。また、今回は先輩にとても助けられ、アメリカでの作法をかなり教えてもらったため感謝に堪えない。先輩抜きだと普通に辛いと思う。

また、CTF自体に関してもかなり辛かった。12時間も机に向かって集中し続けるのは、私の今までのやり方からするとかなり受け入れがたいものだったが、どちらにしろスコアがゴミだったためチームメイトには申し訳なく思う。

なお、次の問題はアルゴリズムの単位である。これがなければ私は卒業できない。同時に今年はセキュリティキャンプに受かった(L3ゼミ、TEEビルド&スクラップゼミ)ため、これの事前学習も山積みである。

とにかく、次にブログを書くとしたら適当なCTFのWriteupかセキュキャンの話になると思われる。